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アカル塾のワークショップを受講して②

- 感動力を持った,生きるスペシャリストに -

さて,今日はアカル塾さんのWSパート2です。

メソッドって,いったい何のためにするのでしょう?

その目的の中心は「無意識を理解する」ということです。というのは,人間の脳の領域で意識と無意識は1:9で,膨大な無意識の領域に刻み込まれているものを開いてやることが,人間の様々な行動や感情の動きの理解に繋がるといわれました。他の芸術領域と同じように演劇人も何かのスペシャリストになれるとすると,それはつまり,その行動や感情の理解の部分でということになるでしょう。鈴木さんはそれを「感動力を持った,生きるスペシャリスト」と表現されました。

相手の困難や悩みを瞬時に理解し,それを昇華できるような適切なアドバイスがおこなえる,それが人間を演じる俳優の一番の目的であり,能力なのではないかと,筆者は感じました。

それができれば,舞台上では役を深く理解し,リアリティをもって演じ,観客の心を動かせるでしょうし,実生活では,他を尊重しながらも,その生き方に指針を与えることができる人生の達人になれることでしょう。

だからこそ,無意識の領域に科学的なメスを入れる必要があるのですね。

でも,逆もまた大切です。

意識的にやっていたことを無意識にできるようにすること。

例として出されたのが「自転車に乗れるようになったこと」。

自転車に乗れるようになるためには,意識的に様々なことをおこなわないといけなかったのに,乗れるようになってしまうと,それを忘れる。つまり,無意識に行えるようになる。

これを,たとえば「腹式呼吸」や「発声」に応用していきましょうということで,腹式呼吸では「始動筋」の鍛え方を,鈴木さん自ら一人ひとりにあたりながら指導されました。(これが,難しかった~~~)

また,発声に関しては,母音と子音の口の形をきちんとさせるところから始まり,それぞれの一音一音が持っている特性を丁寧にあぶりだしながら,無意識の中で使っている一音一音を,今一度意識の中に呼び覚まして考えることのの重要性を説かれました。そのうえで,発声をするということは,心の中にある自分のエネルギーが外とどれだけ繋がりたいかということだと言われました。

(次に続く)

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